【報告】2025年10月14日「令和7年度 自死遺族支援研修会」


令和7年10月14日(火)、青森県観光物産館アスパムにて開催されました青森県精神保健福祉センター主催「令和7年度 自死遺族支援研修会」に参加致しました。

令和7年度 自死遺族支援研修会の報告
日時:令和7年10月14日(火)13時から14時35分
場所:青森県観光物産館アスパム 5階あすなろ
主催:青森県精神保健福祉センター
講師:鈴木直子氏(大切な人亡くした方の会~つなぐ~代表)
演題:「自死遺族も幸せになっていい~偏見と自責との戦い」

当日、鈴木直子氏(大切な人亡くした方の会~つなぐ~代表)による「自死遺族も幸せになっていい~偏見と自責との戦い」と題した講演がありました。以下、メモをした内容になります。

・良かれと思ってかけていただいた言葉で傷つくことがある。自責の思いに苦しんでいる
時だからこそ、追い打ちをかけられてしまう
・傷ついたの言葉の例・・「わかるよ」「親の愛情不足が原因」「子育ての最大の失敗は
この自殺である」「自殺した人は生涯暗い所で彷徨う」「旅立った人が悲しむ、旅立っ
た人は後追いを望んでいない」「個人の名誉のため事故死です(との発表)」
・救われた言葉・・「愛しているんですね」
公にできず家族内での解決が求められるため、家族自身も悲しみに暮れながらも相手
を支える立場に回り、自分の感情を後回しにして抑え込んでいくことがある。悲しみも
苦しみも愛情、それに気づくことに長い時間がかかった。
子供がSOSを出しやすい社会を望むし、死後の手続きなど細かなアドバイスがあれば救われることもある。

支援者としてご遺族の声を聴き、感じ、いかに寄り添い共に歩めるか・・・学び続けたいと思う機会となりました。

報告:小山真貴子

なお、当「自死遺族のつどい」の来月の予定は以下になります。


11月9日(日) 19:00〜20:30
11月21日(金) 13:30〜15:30

どうぞ、お気軽に電話(法永寺:0173-34-2924)やメール(法永寺:info@gingnang.jp)、Peatix にてお申し込みください。

※「自死遺族のつどい」は、「青森県在宅保健師の会」より助成を頂いて運営されております。