
法永寺の年間行事
1月 | 元日 | 新年開運・除厄ご祈祷 |
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2月 | 3日 | 節分会・護持会役員総会 |
3月 | 彼岸中日 | 星祭祈祷会(星守授与)・春彼岸大法要 |
彼岸中日翌日より | 春彼岸お経まわり(郊外) | |
6月 | 18日 | 鬼子母尊神大祭 |
8月 | 1日 | 妙持稲荷大明神大祭 |
13日 | お盆墓経 | |
14日〜17日 | お盆棚経まわり(旧市内) | |
18日 | お施餓鬼大法要 | |
9月 | 秋彼岸入りより〜 | 秋彼岸お経まわり(郊外一部地域) |
彼岸中日 | 彼岸中日法要と檀信徒勉強会 | |
11月 | 13日 | 宗祖お会式大法要 ※前日12日 お会式お逮夜 |
12月 | 3日 | 大黒天神大祭 |
※4月〜10月まで、毎月13日(8月はお盆の為、お休み)は、「お講日」です。宗祖の月命日である「お講日」は、宗祖ご報恩法要を営みます。お経の練習もあります。
※毎月8日、18日、28日は鬼子母尊神のご縁日です。取子祈願(1年間続けて祈願する)を受け付けております。
新年開運・除厄ご祈祷
【日にち】毎年元日(1月1日)
【時 間】ご祈祷:9:00〜14:00頃まで
【対 象】どなたでもお参りできます。
新年をお迎えするにあたり、鬼子母尊神ご宝前において、1年間の開運隆昌、家内安全、交通安全、身体健全、受験合格など開運・除厄のご祈祷を行っております。ご都合に合わせて、時間内にお参りください。順番に新年開運・除厄のご祈祷を致します。ご祈祷を受けた方には、破魔矢・祈祷札をお渡し致します。抹茶も準備しております。どなたでもお参りください。
節分会・護持会役員総会
【日にち】毎年2月3日
【時 間】節分会:10:30〜/豆まき/終了後、護持会役員総会
【対 象】護持会役員対象です。
毎年2月3日、「節分会」終了後、「護持会役員総会」を開催しております。
星祭祈祷会(星守授与)・春彼岸大法要(3月春彼岸中日・春分の日)
【日にち】毎年3月彼岸中日(春分の日)
【時 間】法要:10:30〜/法話
【対 象】どなたでもお参りできます。
※当日は法永寺名物の《おそば》を準備しております。
当山では「春彼岸法要」と併せて「星祭祈祷会」を行っております。
3月中旬の「春分の日」を中心とした一週間を「お彼岸」と呼びますが、彼岸とは、此岸(私たちのいるこの世界)から、彼岸(苦しみを離れた悟りの境地。仏さまの世界)に渡ることを表します。この思想とご先祖さまを供養する行事が結びついた日本独特の仏教伝統行事「春彼岸法要」です。
また、「星祭祈祷会」は、各人の当年星(九曜星)を、全ての星の巡りを操る運命の守護神「妙見大菩薩」のご宝前にて読経供養し、1年間の除災得幸を祈願する行事です。各人の星廻りに合わせた「星守」をお渡ししております。「星守」はお財布に入れるなど身につけてご使用ください。
◎「星守」は、翌日以降にお渡し致します。◎「星守」送付希望者は、送付申込書(送料百円)にてお申し込みください。◎「星守」は、前年の台帳をもとに作っております。ご加入者に異動があっても、お知らせがないと、前年と同じ人数分の「星守」を作ることになりますのでご注意ください。◎「星守」は数え年で作っております。(数え年は、生まれたその年が1才です。)◎「星守」新規加入希望者は、生年・性別をお知らせください。
春彼岸お経まわり(彼岸中日翌日〜)
春彼岸中日の星祭祈祷会・春彼岸法要の翌日より5日間、朝8時〜夕方までお経回りをしております。この期間は葬儀・法事等の日時について、十分にご意向に添えない場合もあるかと思います。何卒ご了承ください。
鬼子母尊神大祭
【日にち】毎年6月18日
【時 間】大祭:10:30〜/法話
【祈願料】①一般祈願(1祈願1,000円) 鬼子母尊神祈祷札(紙の祈祷札)授与
②特別祈祷(1祈願3,000円)祈祷木札(鬼子母尊神一尺木札)授与
※「特別祈願(祈祷木札)」のお申込みは、準備の都合上、前日までにお申し込み頂けると幸いです。
③お燈明料(神仏へのご供養)交通安全ステッカー授与
※お燈明とは、闇を照らす光として、神仏やご先祖様をご供養する際にお供えする灯火のことです。ご供養として、お気持ちをご志納頂けると有り難く存じます。
【祈願趣旨(ねがいごと)の一例】家内安全・家運隆昌・事業繁栄・商売繁盛・良縁成就・子宝成就・安産福子・発育増進・身体健全・当病平癒・試験合格・交通安全・心願成就・罪障消滅・その他
【対 象】どなたでもお参りできます。
※当日は法永寺名物の《おそば》を準備しております。
昭和32年、法永寺が寺町から現在地に移転する際に、その境内地にあった樹齢300有余年の銀杏の大木を伐採することになり、その大木で作ったのが現在奉安しております等身大の鬼子母尊神(仏師・森英之進作)です。法華経を信仰する方、お題目を唱える方を必ずお護りします。
○毎月8日、18日、28日は、鬼子母神様のご縁日です。ご自由にお参りください。
○取子祈願(満1年間を通じて毎朝祈願致します。祈願者には名刺型のお守授与)を受け付けております。
妙持稲荷大明神大祭
【日にち】毎年8月1日
【時 間】大祭:11:00〜/法話
【祈願料】1,000円(1祈願)
【祈願趣旨】家内安全・商売繁盛・社運隆昌・身体健全・病気平癒・試験合格・安産福子・交通安全・その他
【対 象】どなたでもお参りできます。
※抹茶の振舞い(お菓子付き・無料)や山野草の展示があります。
当山の稲荷大明神は、宝暦3年(1753年)勧請の由緒ある霊験顕著な稲荷です。法華経を信仰する方、お題目を唱える方を必ずお護りします。ご参詣されご縁を結んでいただければ幸いです。祈願申込者には「妙持稲荷大明神守護札」、お灯明ご志納入者には「朝顔柄うちわ」を差し上げます。
お盆墓経
毎年8月13日は、朝8時〜夜7時頃まで各家墓前にてお経をあげさせて頂いております。(お盆前でも承ります)。
また、お盆期間中(8月13日〜18日)は、本堂・位牌堂も早朝より夜8時まで開けておりますので、お気軽にお参りください。なお、夜8時以降は、掃除・見回り後、施錠・消灯させて頂きます。防犯、防災にご理解とご協力をお願い致します。
お盆棚経まわり
毎年8月14日〜17日までは、お盆棚経回り、お施餓鬼法要の為、法事、葬儀等は、調整がつかずご迷惑をおかけすることがあると思います。何卒お許しくださいますようお願い申し上げます。
お施餓鬼大法要
【日にち】毎年8月18日
【時 間】法要:10:30〜/法話/
お焚き上げ供養:12:00〜
【対 象】どなたでもお参りできます。
※当日は法永寺名物の《おそば》を準備しております。
【施餓鬼供養】
・一般施餓鬼供養(1尺3寸経木塔婆)/先祖代々1,000円・1霊位500円
・特別施餓鬼供養(5尺板塔婆使用)/5,000円
新盆の霊位、又は特別にご回向してさし上げたい霊位には特別施餓鬼をしてさし上げましょう。
・お位牌お焚き上げ供養等/1霊位5,000円
50回忌を過ぎた霊位のお位牌お焚き上げ希望のお方はお申込み下さい。またお位牌以外のお焚き上げもお受けしております。
お釈迦さまの弟子である目連尊者が、餓鬼道に落ちて苦しむ母を供養したことからはじまり、精霊棚をかざり、先祖供養し冥福を祈るお盆に合わせて、当山ではお施餓鬼法要を行っております。種々の供物を供えて餓鬼に施し、有縁無縁すべての精霊に回向供養をする法要です。
当日は、お焚き上げ供養を行っておりますので、お焚き上げ供養したいものがありましたらご持参ください。
秋彼岸お経まわり(9月彼岸入り〜)
9月秋彼岸入り日より数日間、秋彼岸のお経回りの為、法事、葬儀等は、調整がつかずご迷惑をおかけすることもあると思います。何卒お許しくださいますようお願い申し上げます。
秋彼岸法要と檀信徒研修会
【日にち】毎年9月彼岸中日(秋分の日)
【時 間】彼岸法要:13:30〜14:00/檀信徒研修会:14:00〜15:30
【参加費】300円(茶菓代・資料代)
【持参品】お経本・数珠・タスキ袈裟・信行必携Ⅱ(日蓮宗編集)・筆記用具など
9月中旬の「秋分の日」を中心とした一週間を「お彼岸」と呼びますが、彼岸とは、此岸(私たちのいるこの世界)から、彼岸(苦しみを離れた悟りの境地。仏さまの世界)に渡ることを表します。この思想とご先祖さまを供養する行事が結びついた日本独特の仏教伝統行事「秋彼岸法要」です。
当山では、毎年秋彼岸中日、「秋彼岸法要」に続き「檀信徒研修会」を開催しております。
宗祖お会式大法要
【日にち】毎年11月13日
【時 間】法要:10:30〜/法話
【霊位ご回向料(諷誦文)】日蓮聖人ご報恩・各家先祖代々霊位・各霊位(1霊位500円)
【対 象】どなたでもお参りできます。
※前日11月12日18:00〜 お会式お逮夜
お会式とは、日蓮聖人のご法事(報恩法要)のことです。宗祖は、南無妙法蓮華経を弘め、私たちを迷いや苦しみの世界から救おうと誓願され、不惜身命のご生涯を送られました。
お会式は、宗祖のご苦難を偲び、宗祖の大慈悲に感謝し、南無妙法蓮華経の信仰に生きる決意を新たにする信仰再確認の重要な行事です。
大黒天神大祭
【日にち】毎年12月3日
【時 間】大祭:10:30〜/法話
【対 象】どなたでも参加できますが、主に大黒様を勧請されている方向けの大祭です。
【幣束開眼料】3,000円 ※開眼したご幣は、当日祭礼終了後にお渡しいたします。
※終了後、おそば・お酒の無料サービス・ビンゴ大会・カラオケ大会など開催
大黒さまは、願主の願いを叶える度に垢をためると言われ、「大去垢(だいこく)」とも書きます。各家でお祀りしております大黒様の垢をお取りしながら、1年間の御守護に感謝するとともに、新しい幣束にお取り替えして、新しい年のご威光倍増、福・禄・寿の三徳をお授けくださいますよう祈願致します。
《ご幣の持参》について ◎大黒天神のご身体と枡(ます)の内外を《南無妙法蓮華経》とお唱えしながら、化粧綿で心をこめて丁寧にお拭きください。大黒祭には、古いご幣と拭き終わった化粧綿をご持参ください。
《大黒みくじ》について ◎お灯明ご志納者には《大黒みくじ》をさし上げております。新年の実行決断の指針となさってください。必ずや福運を得ることができるでしょう。
永代供養・安穏廟
永代供養について
当山の永代供養(当山は300年以上の伝統のある寺院ですが永代供養の記録がありません。)の始まりは、平成9年(34世日珖代)です。
当山の檀家で、信心深く先祖供養を欠かさず行なっていた女主人が急死し、供養者が途絶えたため、ご親戚が当山に相談にきまして、ご親戚で供養料を出し合い、4霊位の永代供養をすることになりました。お墓が当山墓地にありましたので、合わせて墓地の管理もすることになりました。私が知る限りでは、これが初めてです。その後、数軒の永代供養申込みがあり、令和2年現在で10数軒になっております。
永代供養申込者の増加に伴い、平成29年に法永寺「永代供養規則」を制定し、これに則り運用することになりました。ご希望者には、規則のコピーを差し上げますのでお知らせください。
供養料については、供養する期間等々によって異なりますので、申込者と相談の上、双方の合意によって決定させていただきます。なお、お墓のない人の永代供養もお受けいたします。その場合は、当山の「安穏廟」の規則に従って、安穏廟ご遺骨をお預かりすることになります。(34世日珖記)
安穏廟(あんのんびょう)
当山の安穏廟は、「お墓のない人」、「墓じまいした人」のご遺骨をお預かりするために、平成29年(34世日珖代)に建立しました。
それ以前には、33世日浄上人が建立した供養塔がありました。この塔は、法永寺が寺町から現在地に移転する際(昭和32年〜33年)に、墓地も移転しましたが、その際に墓地跡から出てきたご遺骨を納めた供養塔です。また、一時的にご遺骨もお預かりしていました。
平成29年、この供養塔を解体し、50余体のご遺骨をお預かり可能な廟に拡充しました。上部の五輪塔は33世日浄上人のご遺徳を偲ぶためそのまま使用しました。霊位の安穏なることを願い、この廟を「安穏廟」と命名しました。
なお、この安穏廟は、平成29年に制定した、法永寺「安穏廟使用規則」に則り運用することになります。
当山の檀家でない方でも、日蓮宗以外のお方でもご利用可能です。一時的なお預かり、永代供養と合わせた永代のお預かり等、いろいろなケースに合わせた対応をしておりますのでご相談ください。ご希望者には、規則のコピーを差し上げますのでお知らせください。(34世日珖記)
年回供養・その他供養
年回供養・その他供養
日蓮聖人は「回向功徳鈔」で、
父母兄弟の死して候時
初七日と云事をも知ず。
まして四十九日百箇日と云事をも、
一周忌と云事をも第三年と云事をも知ず。
訪ざらん志の程浅猿かるべし。
聖霊の苦患をたすけずんば不孝の罪深し。
父母兄弟が亡くなった時、初七日という事をも知ず。まして四十九日百箇日という事をも、一周忌という事をも三回忌という事をも知ず。これを勤めようとしないのは、浅知恵の猿のようなものだ。故人の苦しみを少しでも助けようとしないのは、不幸者の罪と言って罪深いことである。
と申され、仏道を修行する身であれば、孝養について知らなければならないと教えています。
法事とは、仏さま、ご先祖、亡き方々を供養することで、追悼のおつとめのことです。年回供養は、1年目の祥月命日が1周忌、2年目が3回忌となります。以降、7回忌、13回忌、17回忌、23回忌、27回忌、33回忌、37回忌、50回忌と続きます。
数年ごとの法事を通して故人を想い、受けたご恩を知り、そのご恩に報いること。塔婆、ご霊膳、お花、お供物、線香、お経、お題目、年回法要を営む事は、私たちの感謝の心をカタチにすることです。
さらに、法事は「どう生きるか」を学ばせていただく日でもあります。故人とご縁の深かかった私たちが、故人の声、顔、想いをしっかりと思い出して、故人が喜んでくれるような生き方をし、悔いのない人生を歩んでいくことを確認し合う機会でもあります。
お申し込み
当山檀家各家様には、2〜3ヶ月前に封書にて「法事のご案内」をお送りしております。
届きましたら、おおまかな「ご希望の日にち・時間」を決めてお寺へご連絡ください。お寺の予定に合わせて、法事の日時、場所(本堂・ご自宅)を調整させて頂きます。
ご法事は、一般的にご命日を過ぎないように執り行うことが多いようですが、各家のご都合に合わせて調整ください。
県外、遠方在住のお檀家様で、お寺へなかなか来ることが難しい方は、お位牌をお送り頂き、お寺で供花・供物などを準備して、法事を執り行うことも多いです。ご不明な点など、お気軽にご相談ください。
準備するもの
①お位牌(お忘れにならないように)
②本堂用のお花1対(当日墓地へお参りされる方は墓地用のお花も)
③お菓子(箱菓子)・果物(詰合せ等)・故人の好きだったものなどをお供えください。
④お灯明セット
※当山にも「お灯明セット(線香・ローソク・マッチ)」を用意(300円)しております。
お塔婆・ご霊膳
ご法事の際の「お塔婆」は法永寺で準備致します。3尺塔婆1本(1霊位につき)2,000円です。但し、「50回忌」の霊位には5尺塔婆(1本3,000円)を用意致します。
ご法事の際の本堂への「ご霊膳」は法永寺で準備致します。1霊膳「1,000円」です。
※ご法事とは別に、ご命日などご希望の日に、貴家「位牌堂」へのご霊膳(1霊膳1,000円)も準備できます。別途お申し込みください。
お布施
お布施は三宝(仏法僧)へのご供養で、感謝の気持ちを表すものですので、想いに応じてお供えください。金額が分からずお困りであれば、ご遠慮なくご相談ください。(お寺よりお送りしております法事のご案内にもお布施の件に関して記しております。)
なお、ご自宅でご法事をなさる場合や、同年に複数の法事が重なり、合わせて一緒にご法事をされる場合は、霊位数に応じて、適宜各自のお気持ちでお布施の額をプラスしてください。
お布施は、法永寺護持運営と布教活動の貴重な資金となっております。ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
葬儀について
葬儀について
大切な方を亡くされたご家族にとって、お通夜と葬儀は一生に一度のお別れの儀式であり、大切な時間です。その時間をより良く、しっかりとお別れできるよう、ご遺族のお気持ちを大事に、分からないことや不安な点がないよう事前に十分にお話させて頂いております。
また、最近は生前に葬儀のご相談をされる方も多くなりました。現在は、葬儀も故人やご遺族に合わせて多種多様になってきております。いろいろなカタチがあります。お気軽にご相談ください。
一般的な葬儀の流れ
①まずお寺へお電話( 0173-34-2924 )でご連絡ください。
②喪主になる方、或いはそれに代る方は、日程・流れ・お布施・血脈(法号)など葬儀に関わる詳細を調整しますので、お寺へお越しください。
③枕経:日程などの調整が終わりしだい「枕経」にお伺い致します。
④納棺:納棺が終わりましたら、「納棺のおつとめ」にお伺い致します。
⑤出棺・火葬:ご遺体が安置されている場所(ご自宅・葬儀会館など)で「出棺のおつとめ」の後、火葬場に向い、火葬場で「火葬のおつとめ」の後、火葬となります。
⑥通夜:(夕方6時からのお通夜が多いようです。)
⑦葬儀:(午前11時からの葬儀が多いようです。)
⑧納骨:葬儀終了後に納骨(最近は日を改めて納骨される方が多いです。)
お布施(葬儀)
お布施は三宝(仏法僧)へのご供養で、感謝の気持ちを表すものですので、想いに応じてお供えください。
当山では、葬儀に際し、葬儀日程を決める段階で、お布施に関しても喪主の方とご相談させて頂いております。
お布施は、法永寺護持運営と布教活動の貴重な資金となっております。ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
血脈料(法号・戒名)
津軽地方では、各寺院において数年〜数十年に1度「血脈授戒会(当山の前回の「血脈授戒会」は平成27年です)」と呼ばれる生前戒名を授かる儀式があり、血脈(生前戒名)を頂いている方が少なからずいらっしゃいます。
生前戒名を受けている方は、その「血脈(生前戒名)」がそのまま「法号(戒名)」となりますので、血脈料(戒名料)は頂きません。
血脈(生前戒名)を受けていらっしゃらない方は、お布施の他に、血脈料(法号料・戒名料)を頂戴しております。
ご祈祷
日蓮宗のご祈祷
法永寺では、千葉県中山法華経寺「日蓮宗大荒行堂」にて修行を終えた僧侶だけが相伝される「木剣修法」という秘法を用いてご祈祷を行ないます。日蓮宗独自の祈祷法で、この祈りを行う者は修法師と呼ばれます。鬼子母神などの諸天善神に、法華経の功徳を捧げ、家内安全・開運厄除・当病平癒・商売繁盛などの祈願を致します。
日蓮宗大荒行堂は、毎年11月1日から2月10日までの寒壱百日の間行われ、有志の僧侶が入行します。食事は1日2度の白粥に味噌汁、日に7度の水行をし、それ以外の時間は読経し続け、睡眠時間は2~3時間程という世界三大荒行とされる修行です。
下記(祈願の一例)のように、私たちの日々の生活の節目・問題に対して、大難が小難に、小難が無難に転じ、安穏な生活が送れますよう共に祈願させて頂きます。ただし、祈祷は、何よりも祈祷を受ける方の「信力」、つまり信心の力が大切です。
祈願の一例
・開眼祈祷(墓・仏壇・ご本尊・ご尊像など、新たに購入された仏具に対し魂をお入れする祈祷)
・七五三
・厄払い(前厄・本厄・後厄・還暦など)
・当病平癒(自身や大切な人の病が治ることを祈願)
・家内安全(家の者が健康で安泰であることを祈願)
・商売繁盛(商売が繁盛するように祈願)
・社運隆昌(会社の運気が上がっていくことを祈願)
・交通安全・車両祈祷(事故のないように車を祈祷)
・家祈祷(家屋・地所に感謝の法味をささげたり、障っている諸々の因縁を払う祈祷)
・地鎮祭(建物を建築する際、その土地の諸々の守護神・諸々の生き物に、これから工事をすることを告げ、工事の安全を祈る祈願)
・良縁成就(良い出会いがありますよう祈願)
・安産祈祷(母子ともに健やかに出産の日を迎えられることを祈願)
・発育円満(お子様が元気に育ちますよう祈願)
・学力増進(勉強ができますよう祈願)
・合格成就(受験、就職、資格の合格など) など
お申し込み
当山の檀信徒でなくともご祈祷致しますので、電話・メールなどでお気軽にご相談ください。日時を調整して、お寺にお参りいただくか、或いは、こちらからお伺い致します。
お布施
お布施は三宝(仏法僧)へのご供養で、感謝の気持ちを表すものですので、想いに応じてお供えください。金額が分からずお困りであれば、ご遠慮なくご相談ください。
お布施は、法永寺護持運営と布教活動の貴重な資金となっております。ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
ぎんなん文庫 昭和61年開設の法永寺のシェア文庫
ぎんなん文庫について
「法永寺ぎんなん文庫」は、檀信徒様からの本の寄贈や寄付によって、昭和61年に開設されたシェア文庫です。
檀信徒さんやそのお孫さんたちに読んで頂きたいと、会館の玄関前の廊下に絵本や漫画、やさしい仏教書などがたくさん収められています。また、住職が読み終わった新しい本なども随時追加しております。貸し出しもしておりますので、ご来寺の際には、どうぞご自由に手に取ってご覧になってください。
※貸し出しの際は、貸し出し帳にご氏名などを記入の上、約2週間を目安にご返却ください。
開設の動機
「ぎんなん文庫」は、昭和61年6月、34世日珖上人代に開設されました。法永寺の帳場を勤めておりました故吉田喜助様より氏が生前読んでおられた8冊程度の仏教書が寄贈されたことにはじまります。同時期に、故成田タカ様より寄付を頂き、その寄付で書棚を購入、続いて、法永寺求道の会、大黒会の皆さまより「仏教説話大系全40巻」の寄贈があり「ぎんなん文庫」が開設されました。
相談事業 悩み・悲嘆・困りごと・人生相談・信仰・仏事・お墓・終活・永代供養などご相談ください。秘密厳守。
家庭児童相談室 法永寺 分室
法永寺では、各ご家庭において子供たちが健やかに育つよう児童の相談を受けています。ご相談には社会福祉法人「立正福祉会」の認定を受けた住職がご相談に応じています。お気軽にご相談ください。
認定臨床宗教師・認定スピリチュアルケア師
認定臨床宗教師・認定スピリチュアルケア師である住職が苦悩や悲嘆を抱える方々のご相談に応じています。
「臨床宗教師」は、被災地や医療機関、福祉施設などの公共空間で心のケアを提供する宗教者です。「臨床宗教師」という言葉は、欧米のチャプレンに対応する日本語として考えられました。布教や伝道を目的とするのではなく、高度な倫理に支えられ、相手の価値観を尊重しながら、宗教者としての経験をいかして、苦悩や悲嘆を抱える方々に寄り添います。 仏教、キリスト教、神道など、さまざまな信仰を持つ宗教者が協力しています。
2011年の東日本大震災を機に、東北大学で養成がはじまり、龍谷大学、鶴見大学、高野山大学、武蔵野大学、種智院大学、愛知学院大学、大正大学、上智大学等の大学機関もこれに取り組んでいます。
災害時協力寺院 災害時協力寺院として法永寺が提供できるもの
防災情報「全国避難所ガイド」に、法永寺は災害時協力寺院として登録されております。
法永寺(標高7.8m)が災害時に提供できることは以下です。
帰宅困難者支援(災害発生後数時間〜1日程度)
休憩場所・仮眠場所・トイレ
一時避難場所提供(災害発生後2〜3日程度)
境内・駐車場・客殿・本堂
※「災害時協力寺院」とは、災害時の一時的な避難場所の提供や、帰宅困難者への支援などが可能な寺院です。協力可能な内容は寺院によって異なります。自治体が指定する公的避難場所ではありません。
防災情報「全国避難所ガイド」は、全国の自治体が定めた災害時の避難所や避難場所を約13万件収録し、現在地周辺の避難所検索や防災情報が通知される、災害時の避難行動支援アプリです。