【日蓮聖人が遺した言葉】教主釈尊の愛子なり

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日蓮聖人が遺した言葉

教主釈尊きょうしゅしゃくそん
愛子あいしなり

法華取要抄ほっけしゅようしょう』/文永11年(1274)53歳

解説

=私たちは…=
「私なんかいてもいなくてもいい!」と思うことがあります。しかし実は私たちは、お釈迦しゃかさまからねがわれ、そのいととしてこのにつかわされたかけがえのない存在そんざいです。自分じぶんの見方を転換てんかんすれば、自信じしんほこりと勇気ゆうきを持って日々ひび人生じんせいを歩んでいけます。

すべての生物せいぶつ遺伝情報いでんじょうほうはDNAという4つの塩基えんき文字によって書かれています。おやから子へと伝えられ、今の自分を生きていく生命せいめい設計図せっけいず。「生き物みな兄弟きょうだい」は観念かんねんではなく科学的かがくてき事実じじつです。

分子生物学者ぶんしせいぶつがくしゃのある人はこういった奇跡きせきを「サムシング・グレート(偉大いだいなる何者なにものか)」と呼んでいます。私たち仏教者ぶっきょうしゃでいうと「仏神ぶっしんのお働き」です。まさに私たちは教主釈尊きょうしゅしゃくそん愛子あいしです。いのちの神秘しんぴ、いのちの不思議ふしぎを感じ、合掌がっしょうせずにはいられません。

日蓮聖人御遺文『法華取要抄ほっけしゅようしょう
佐渡さど在島中にご草案そうあんを書かれ、身延山みのぶさん入山にゅうざん後、早々そうそう発表はっぴょうされたと考えられています。聖人しょうにん大部だいぶ重要書じゅうようしょとされ、題号だいごうみずから付けられています。
文永11年(1274)53歳

〜日蓮宗ポータルサイト「今月の聖語」より