【ぎんなん文庫】2025年6月16日放送「こころを調える」で紹介した本

毎週月曜日13:05〜放送のFMごしょがわら「こころを調える」では、毎月1回、「ぎんなん文庫」より本を紹介しています。

2025年6月16日の放送では、6月の「環境の日・環境月間」を受けて、「環境について考える」をテーマに4冊紹介させて頂きました。

①「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ(編集:くさば よしみ イラスト:中川 学 出版:汐文社 発行:2014年3月)」

②「しんぴんよりもずっといい:リサイクルのおはなし(作: ロバート・ブローダー
絵: レイク・バックリー 出版:パタゴニア 発行:2022年5月24日)」

③「あるひ くじらが やってきた(著:ニック・ブランド 訳:なかがわ ちひろ 出版:小学館 発行:2022年5月18日」

④「あちち あちち(著:岡田 新吾 イラスト:宮崎 一人 出版:三恵社 発行:2019年3月15日)」

1冊目に紹介した「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」は、先月5月13日、89歳で逝去された南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が、2012年にリオデジャネイロで開かれた地球サミットでスピーチした内容を絵本にしたものです。(絵は、京都の浄土宗瑞泉寺住職中川学さん!)
とても有名なスピーチで、今でも多くのところで読んだり見たりすることができます。そのスピーチは『環境のために戦うのであれば、幸福が人類の一番大事な原料だということを忘れてはいけません。』という言葉で締め括られます。なんとなく分かったつもりになってしまいますが、もう少しこの言葉を噛み締めてみると、私たちがここで問われているのは、つまり「ほんとうの幸福とは何か?」ということだと気がつきます。
今までの大量所有・大量消費は持続不可能であることは多くの方が知っていることです。環境月間である6月、私たちにとって「ほんとうの幸福とは何か?」を考えてみることが、環境保全につながっていく一番の近道なのかもしれません。

お二方より「ぎんなん文庫」にご寄付を頂いております。大切に所蔵致します。ありがとうございます。

・「海のいのち(文:立松和平 絵:伊勢英子 ポプラ社 1992年)」
・「街のいのち(文:立松和平 絵:横松桃子 くもん出版 2000年)」
・「木のいのち(文:立松和平 絵:山中桃子 くもん出版 2005年)」
・「みち(絵と文:堀文子・至光社・2002年)」
・「がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!(著:島田洋七・徳間書店・2005年)」
・「愛は海を超えて(絵:松野良子 文:岡部千鶴子 英文:クリストファー・ヘインジ 発行:2004年5月31日)」

ぎんなん文庫」の所蔵本は、お寺でも読めますし、貸し出しも行っております。